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『Speed Booster』という魔法のアダプター

      2016/03/15

見た目はミラーレスカメラのようなコンパクトなサイズなのに、実はすごいシネカメラ、BMPCC。
お世辞にも使いやすいカメラとは言えないのですが、従来の一眼カメラやビデオカメラとはひと味違った鮮やかで精細な映像が撮れます。
マイクロフォーサーズ規格なので様々なレンズを使うことができるのですが、センサーがちょっと小さい(スーパー16mm)ので、焦点距離が35mm換算で約2.88倍になってしまいます。
つまり50mmの標準レンズが144mmの中望遠レンズになってしまうのです。
ところが『Speed Booster』という縮小光学系が組み込まれたマウントアダプターを使えば、取り付けたレンズの焦点距離が0.58倍になり、さらに光を収束させることにより1と2/3段分明るくなるのだとか。
・・・うん。よくわかりません。

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仕組みはよくわかりませんが焦点距離の計算式は
(レンズの焦点距離)×0.58×2.88
F値の計算式は
(レンズのF値)×(√2**-(1+2/3))
となります。
つまりSpeed Boosterと「50mm/F1.8」のレンズの組み合わせだと、約「84mm/F1.0」のレンズになるというわけです。(BMPCCに取り付けた場合)
まるで魔法のようなアダプターです。

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私はこのSpeed BoosterとSIGMA『18-35mm F1.8 DC HSM』の組み合わせをメインに使っています。
ズームレンズなのにF1.8通しというすごいレンズなのですが、明るさだけでなくその描写力もすごいのです。
やや二線ボケの傾向があるのですがSpeed Boosterとの相性もよく、実質「30-58mm/F1.0」となり、これ一本でだいたいのシーンは撮れそうです。

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ただ大きくて重いので、せっかくコンパクトなBMPCCの良さが失われてしまうのが残念。
どうせならきれいに撮りたい、でも重くて持ち運ぶのが…
のちにBMPCCを含む撮影機材一式が巨大化していくのですが、それはレンズだけの問題ではなかったのでした。
その辺はいずれ。

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